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階段祭り!養老山脈トレイルランニングレースに出場しました!


先日、トレランでは、初の県外レースとなる養老山脈トレイルランニングレースに出場しました。

養老山脈トレイルランニングレースは、三重県と岐阜県にまたがる養老山脈を舞台にしたレースで、ロングとショートの2つのコースがあります。今回、私が41kmのロング、妻が12kmのショートに参加してきました。

スタート前

このレースの面白いところは、メイン会場である養老公園で受付を済ませ、ローカル鉄道の養老鉄道に乗ってスタート地点まで向かいます。

トレイルランナーで埋め尽くされる駅のホームや電車はまぁまぁ異様です(笑)
ちなみに今回は、コロナ禍での開催とあってスタートがウェーブスタートになり、選手が分散されています。それでも電車内は選手が座ると座席が埋まってしまうほど。一般の乗客はびっくりしたと思います。

ウェーブスタートの後ろから3番目のグループとあって、かなりゆっくりとした時刻で外はかなり明るいですね。

会場では、主催者の大塚さんにご挨拶させて頂き、一緒に写真を撮ることが出来ました!

そのあと、スタートゲートをバックに一緒に出場した3名でパチリ📷
この写真を見てもらえると分かると思いますが、スタート前は快晴☀
沖縄から出発前の天気予報では一時雨も覚悟していたので、本当にラッキーでした。

スタート~エイドまで

初の県外レースということ、レースとしては自身最長の距離ということで、目標を完走に設定しました。

事前に聞いていたお話や、大会公式のブリーフィング動画では、前半は走りやすい区間、唯一のエイドステーションの22km地点から後半は階段地獄祭りということ(笑)
しかし、制限時間が全部で7時間30分、エイドまでも3時間30分と比較的短めに設定されていることから、前半はペースを上げすぎると後半潰れるし、押さえすぎるとエイドでタイムアップや後半の時間切れもありうるという、個人的には難しい戦略を強いられることになりました。

とはいえ、そもそも私が事前の戦略通りに走れた試しは全くないので、その時の状況に応じて頑張ろうかなっていうのも正直なところでした。

そしていよいよスタートです。

スタート後、前行く選手が2名ほどいましたが、後ろを振り返るといきなり集団から飛び出した感じの位置に!!!そんなに皆ペースを抑えるのかと驚き、前行く選手は明らかに走れそうでついていくのは無謀💦
スタートして1分もしないうちにめっちゃ迷いましたが、そこからペースダウンする気になれず、そのまま行くことに。それでも、無理はしないように自分に言い聞かせながら走りました。

暫くすると多度山の登山道へ。

上りですが、ペースを押さえれば登れる斜度と路面状況で、淡々と上ります。途中、一般の登山客の方とすれ違ったり追い抜いたり。もちろん、そこでは無理せずペースダウン。

たまに歩くくらいの斜度に出くわします。それでも前半の区間ではほんの一部。

コース上にはいくつかの絶景ポイントが案内されていました。ここはパラグライダーの発射地点。発射台で写真を撮りたかったけど、先客がいたのであまり長いせずに再出発。

前半は上りも下りもほとんどが緩やかで、走っていて気持ちが良いです!

未舗装路ばかりではなく、コンクリート舗装の林道も走ります。
ここは折り返しの上りが見えていて、ほとんどの選手が歩いていたので、この区間では、固形物を摂取しておこうと歩きました。MANA BARは走りながらだと食べづらいので、こういう歩きの区間やエイドで食べるのが良いですね。そのほかに前日にもらった桑名の銘菓の安永餅を補給。棒状の焼餅の中にあんこが入ったお餅は食べやすいし美味しかったです。

この大会には、コースのいたるところにメッセージボードがあり、選手を励ましたり笑わせたりしています。このメッセージ見たときには、まじでビール飲みたくなりました。

エイド

大会、唯一のエイドステーションが22km地点にあります。

ここまで2時間31分とタイムは稼いで、後半に余裕を残していったん休憩。

例年はマイカップが必須とのことですが、今回はコロナ禍ということで、ドリンク類は紙コップとペットボトルでの提供となって、食べ物も小分けにされて提供されていました。

レース後、タイムを見返すと、水を補給して、コーラ飲んで、トイレ済ませて10分位使っていたみたいです。

エイド~ゴールの階段祭り

22kmから別のレースが始まると言われるほど、全くの別物でした。

しかし、別のレースが始まると言われて頑張れるほどの足は残っていません(笑)ここまで抑えてたつもりでしたが、まぁまぁ疲労感はあり、ハムなどは少しピクピクしていました。

エイドステーションを出て、車道を横断すると、養老山頂登山道の入口があり、ドキドキしながら山に入っていきます。

入口から2kmちょっと走ってから、いよいよ階段祭り。。。

りがまった!

ここからは、もう思い出すのも嫌なほどというか、辛すぎて記憶から消されそうなほどの階段の連続。
いくつもの階段を上ったのか分からないけど、とりあえず10km以上断続的に階段が続く区間。
前行く選手の背中から悲壮感が漂うほどw

この階段祭りの途中から、曇ってきたうえに風が出てきて、Tシャツ短パンが辛くなってきたので、レインを羽織りました。

エイドまでは割と前のウェーブの選手を追い抜くことが多かったんですが、この階段祭りでは前後の選手とは何度も追い越し、追い越されました。
そのたびに顔を合わせるから、連帯感が出てきたきましたね。それと大きな段差の階段に麻痺して、小さな段差が優しく感じるくらいでした。

ちなみにエイドまでの22kmで2時間31分だったのに、エイドからの10kmで2時間かかりました💦

何度繰り返したか分からない階段と上りを超えて、ようやく養老山頂に⛰
頑張ったのに眺望なしw

山頂の手前では呼吸を整えつつ、MEDALISTのエナジージェルを補給。

山頂から下って、また上って小倉山でショートの折り返し地点でコースが合流します。タイミングよく、その折り返しを過ぎたあたりで、ショートに出場している妻と合流して写真を撮影。
スタートから上りっぱなしのショートコースですが、なんだかんだ元気そうで一安心。

そこから「では一緒に行こうか」とはならず、妻に見送られて一人で再出発!

下ったのにそれでも続く階段祭り。。。

上ってばかりではなく、下りの階段も結構急な場所があり、慌てていると滑落しそうなほどです。

いよいよ最後の上りです。しかし、この看板を見てもまだ信じられませんでした。それに最後の上りですって言われても辛いもんは辛いんですよね(笑)

最後の上りを終えたところで、この看板!

キターーーーーー!!!そうします!そうします!

飛ばします!

しかも6時間切りが見えたので、林道を一気に下ります。
それまで上りでなかなか進まないストレスをここで発散。しかし、ガれた路面でつまづくと足が攣る位ギリギリ。5分/km切るペースでひたすら走りました。

しかし、5kmは長い(笑)足を止めたいけど、早くゴールしたいからめっちゃ頑張りました。

コースの途中ところどころ紅葉を見ることが出来ましたが、養老の滝に近づくとどんどん色づいた葉が綺麗でした。

ホントはじっくりと養老の滝を眺めたかったんですが、ゆっくり素通りして終わりました。ちょっと残念。

その後、養老公園に向かって一気に下っていきます。
ペースを上げたいけど、もう太ももが限界でなかなかペースが上がりません。

坂を下りきってゴールだと思っていたら、、、

立哨の方が階段へ誘導しているじゃないか!
さっき、最後の上りって言っていたじゃないか。
普段なら大した上りじゃいないというか、そもそも上りに入らないのかもしれないけど、もう足が上がらないんですよ。。。

それでも何とか最後まで走り切ってゴーーーーール🏁

タイムは5時間44分22秒でなんとか6時間を切ることが出来ました。

暫くして妻もゴール🏁

二人そろって、初の県外レースで完走証を受け取ることが出来ました。

コロナ禍での大会

コース中にはたくさんのメッセージボードがありました。全部を見ることはできていませんが、最後の下りの途中にこんなメッセージがありました。

コロナ禍で大会を開催するには、色々な課題があって関係する皆さんで知恵を絞って、参加する人も開催される地域の人も安心して行えるよう考え抜いたと思います。

未知のウィルスによって何が正解か分からない中で、大会を開催してくださった主催者の皆様、地域の皆様に感謝申し上げます。

おかげで苦しみながらも大会をとても楽しむことができました。

おまけ

ウェアや装備についてメモをしていますので、宜しければご覧ください。

階段祭り!養老山脈トレイルランニングレースに出場しました!(装備編)


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