こんにちは。店長の一也です。
去る11月12日と13日、県内のサイクリストにとって最大のイベントであるツール・ド・おきなわが開催されました。
ご存知の方も多いと思いますが、ツール・ド・おきなわは、UCI(国際自転車競技連合)公認の国際レースを含む15のレース、7つのサイクリングなどが行われるイベントです。特にチャンピオンレースと市民210kmは、国内最長のロードレースとなっています。
今年のエントリー数は、過去最多の4,741人だそうです。
詳しくは大会HPをご覧ください。
また、RBCニュースでも取り上げられていましたので、まだご覧になっていない方は是非こちらの動画をご覧ください。
さて、前置きが長くなりましたが、このイベントに私も参加してきましたよ!
スタート地点へ
エントリーしたのは、市民レース50kmサーティ(30代の部)です。
まだ夜が明けないうちから続々と選手が集まります。各カテゴリーごとに整列して、スタートを待ちます。
スタートを待っていると、顔見知りの選手や関係者と挨拶や会話を交わしながら、リラックスします。
とはいえ、スタート直前は結構緊張しましたが。
というのも、50kmは毎年どのカテゴリーでも落車が頻発するので、気を緩めることが出来ないんですよね。
スタート!
続々と前のカテゴリーがスタートし、いよいよ50kmサーティのスタートです。
先頭が見える位置に位置取りをして前に出過ぎず、かといって消極的にならないよう走ります。
瀬底大橋までの海岸線は40~50km/hで進みます。速い‼
集団が密集している中で、このスピード。落車したらひとたまりもありません(汗)
なので、集団の右端をほぼ走っていました。
それで、ひたすら風を受けることになるんですが、今年は風が弱かったこともあり助かりました。
落車注意(;・∀・)
昨年も落車が頻発した本部警察署前がいよいよ近づいてきます。
集団もここが要注意箇所であることを分かっているので、割と早い段階で集団が細くなった気がしました。
そのおかげで、とても心配していた箇所を無事にクリア。
しかし、その直後にくる本部大橋も要注意箇所。
平坦からいきなり登りになることで、集団の速度が下がると同時に、途中でコースが狭められます。
さらに、前に出走していたカテゴリを抜く必要もあり、ひやひや。
しかし、そこは選手同士が互いに無理な追い越しなどしないよう、慎重に走っていたように感じました。
こんな感じで、前半の要注意箇所をクリア!
上り坂で・・・
続いて現れるのは、海洋博公園に向かう上り坂。
この登りで遅れてはいけないので、しっかりとついていきますが、周りの選手が速くて少し順位を下げます。
その後、海洋博公園を過ぎ、備瀬を過ぎたあたりの登りで、遅れてしまいます。
集団と間が開いてしまい、少し焦りました。
その後、懸命にペースを上げました。
後ろに選手がついていたことが少し確認できましたが、交代する余裕もなくまだ疲れていないので、一人で引くことに。
暫く下り基調だったことと交差点で左折で集団が減速したことで、なんとか集団復帰。
間一髪(*^^*)
その後、落車に気を付けながら疲労しない程度に集団で走ります。
最大難所、天底で
そして、50kmコース最大の難所(?)の天底の坂に突入!
上りの後のペースアップを考え、強度を上げすぎないようにと慎重に登っていたら、、、またもや集団が前に(;´Д`)
これはと思って、懸命に追いますが、なかなか集団が近づかない。いや近づくんですが、もうちょっとというところからなかなか。
同じカテゴリーの選手と一緒に追いかけるのですが、集団は下りでペースがあがって離されてしまいました。
そこから、しばらく一人で進んでいたら、後方から2名の選手が!
その選手たちとトレインを組み40km/h前後で進みます。
その時の写真がコチラ!
珍しく真剣な表情w
この後、さらに数名の選手を吸収してトレインが大きくなります。
国道58号に入ってもスピードは落ちず、苦しい。。。
さらにフォーティの選手を吸収したと思ったら、先頭に立って引き始めます。
途端にスピードアップ!
ゴールへ
先頭集団には追い付きそうもなく、このままの速度を維持してゴールしたいと踏ん張り続け、いよいよゴール!!!
と思ったら、落車で数名の選手が2ヶ所に分かれて数名が倒れているではありませんか!
一人は全く身動きできない状況。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」って思いながら、速度を緩めてゴール!
結果は1時間17分4秒の42位!
天底で遅れてしまったのが、致命的ですね。
まぁ、天底で頑張ってもその後ついていけたか分からないので、この結果が今の実力ですね。
それにしても50kmは落車ありますねぇ。
そんななか、無事に怪我無く帰ってこれたのは本当に良かったです。
怪我をされた皆さんの早い回復をお祈りいたします。
また、レースは怖かった半面、とても楽しむことが出来ました。
きっと来年も50kmだと思います。
もう少し満足いくレースができるよう、練習を積まないとなぁ。