こんにちは。店長の一也です。
そろそろ夏休みですね。みなさん、夏休みの計画はもう立てましたか?もし、まだの方がいらっしゃったら、自転車旅行を検討されてはいかがでしょう?
オープン前になりますが、私は妻としまなみ海道に自転車旅行に行ってきましたよ。訳あって、旅行先の移動のほとんどが一人でした・・・。
「しまなみ海道」とは、愛媛の今治市と広島の尾道市の間の島々を橋(高速道路)でつないだ道路です。ちなみに正式名称は西瀬戸自動車道です。このしまなみ海道には、日本初の海峡を横断する自転車道路(瀬戸内自転車横断道)があり、サイクリングルートが形成されているんです。
この旅行は4月で気温が低いことも予想されましたが、自転車に乗っている間は天候に恵まれて、快適なサイクリングができました。
旅行は愛媛の松山空港から始まります。この松山空港で驚いたのが、空港内にサイクリスト用の更衣室があったんです。さらに輪行した自転車を組み立てるサイクルステーションまでも。下調べをしてない自分にもビックリ!!!
初日は空港のある松山市から今治市まで移動します。空港を出てしばらくすると路面に青いラインが引かれていて、自転車の走行位置と今治市までの案内が表示されていました。直線区間の長いところでは一部青いラインが途切れている箇所もありましたが、1kmごとに残りのキロ表示がされていたので、ほとんど迷うことなく今治まで到着!
今治市で一泊して、いよいよ目的のしまなみ海道へ。
沖縄の海が綺麗なのは、だれもが認めるところかと思いますが、瀬戸内海は透明度が高く沖縄と違った美しさがありました。この海を眺めながら、しまなみ海道のサイクリングが続きます。
しまなみ海道はサイクリストの聖地ともいわれ、途中、サイクリスト聖地の記念碑のある多々羅しまなみ公園があります。ここで多々羅大橋をバックに悪戦苦闘しながら自分撮りをしていたら、見かねた大阪のサイクリストがパチリと撮影してくれました。
その後もサイクリングは続きます。しまなみ海道は島の中ではほとんどフラットなのですが、橋を渡るため結構登りが多かったです。しかし、トレーニングではないので、自分の気持ち良いペースでのんびりと登ります。そして、登った分下ります。下りの全てはありませんが、下りが長くスピードが出やすそうな区間で表れたが、クッション。このクッションのお世話にならないようにスピードを調整することは重要ですが、万が一に備えられたその心遣いに驚きと感謝です。
そんなサイクリングも終盤になり尾道側にある最後の島になる向島でレンタサイクルを借りてきた妻と合流。その後、島を少しポタリングしてサイクリングは終了しました。
この日の宿泊は尾道市にあるOnomichi U2内にあるホテルサイクルで。
名前のとおり、自転車と一緒に泊まれるホテルなんです。他にもしまなみ海道周辺は客室内に自転車が持ち込める宿泊施設が多くあり、初日の今治でも客室内で保管させて頂きました。ただ、このホテルサイクルは他とは違い、自転車ラックが壁に備え付けれていて自転車と一緒に泊まるという感覚を存分に味わうことが出来ました。
この日は、朝7時過ぎに出発して正午頃に合流する約束でしたので、基本的に寄り道をせずにしまなみ海道を渡りました。次の機会には妻も一緒に時間をかけて、島の中の散策など1日をかけてサイクリングをしたいなぁと思っています。
下は今回のしまなみ海道の走行履歴です。
今回のサイクリングは非常に走りやすかったです。島の中では自動車の交通量が少なかったことなど沖縄と違った理由があると思いますが、青いラインのおかげで「自転車は車道の左側を走るんだ」という認識がドライバーとサイクリストで共有できていることが要因ではないかと考えています。そのおかげで、ドライバーとサイクリストが相互に思いやる環境が出来ているんじゃないかと思いました。
沖縄でもこのような自転車の走行環境が出来ると良いなぁって思いました。
つたない文章ですが、私の自転車の旅はいかがでした?
しまなみ海道に限らず自転車での旅は楽しいです。今回使用したロードバイクなどのスポーツ用の自転車は工具を使用せずにタイヤを外せますので、輪行袋と呼ばれる専用の袋やケースに収めることで飛行機や電車、バス等に持ち込むことが出来ます。また、しまなみ海道ではレンタサイクルが充実しています。旅行先でレンタサイクルがあれば、もっと手軽に自転車旅行が楽しめると思います。
自転車を使って、のんびりとその土地の空気を味わいながら、時折土地の美味しいものを食べながらの旅も良いと思います。よろしければ、今年の夏休みの旅行の一案としてご検討してみてください。
とはいえ、いきなり長距離のサイクリングは体への負担が大きいですので、計画的に練習をして体の準備も行ってくださいね。そのために当店を活用頂けると幸いです。